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歯のコラム

歯が欠けた・折れたときどうする?

2024.10.03

歯が欠けたり、折れたりした場合、適切な対処をすることで、歯の状態をできるだけ良く保つことができます。ここでは、歯が欠けた・折れたときの対処方法についてご紹介します。

歯が欠けた・折れたときの応急処置
1.欠けた歯や折れた部分を保存する
欠けた部分や折れた歯の破片がある場合は、それをできるだけ保存しましょう。破片が小さくても、再接着することができる場合があります。
・歯の破片を清潔な水で軽く洗い流し、乾燥しないように保存します。
・破片が見つからない場合でも、すぐに連絡しましょう。

2.歯科医院へ早めに連絡する
欠けた歯や折れた歯の状態にかかわらず、できるだけ早く当院までご連絡ください。迅速な治療が、歯を元の状態に戻す可能性を高めます。

3.口を洗う
口の中が傷ついている場合や血が出ている場合、ぬるま湯で口を軽くすすぎます。アルコールや強いうがい薬は避けましょう。

4.痛みがある場合
痛みがある場合は、市販の鎮痛剤を服用して一時的に痛みを緩和します。ただし、直接歯ぐきに鎮痛剤を当てるのは避けてください。

5.冷やす
唇や顔に腫れがある場合は、冷たいタオルや氷嚢を当てて腫れを抑えましょう。

歯が欠けた・折れた場合の治療方法

歯が欠けたり折れたりしたときの治療方法は、欠けた部分の大きさや場所によって異なります。以下が一般的な治療法です。

  • 小さな欠け
    歯の一部が小さく欠けた場合、歯科医師はレジン(コンポジット)という歯科用の樹脂を使って欠けた部分を補修することが一般的です。レジンは自然な歯の色に近く、見た目も自然です。
  • 大きく欠けた場合や折れた場合
    大きく欠けたり、歯の神経にまで影響がある場合、根管治療が必要になることがあります。その後、歯を強化するためにクラウン(かぶせ物)を装着することもあります。
  • 前歯が折れた場合
    見た目に影響が出るため、セラミックやポーセリン(陶器)などを使用した治療が行われることが多いです。これにより、自然な外観を保ちながら、歯の機能も回復できます。

歯が欠けたり折れた場合、早めの対応と適切な治療が重要です。歯科医院での治療を受けることで、歯の機能と見た目を保つことができます。

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