歯のコラム
むし歯になりかけってどんなの?
2024.11.06
むし歯になりかけの初期段階では、痛みや目立つ症状がほとんどないことが多いですが、いくつかのサインに気づくことがあります。以下は、むし歯になりかけの状態とそのサインです:
1. 歯の表面に白い斑点
初期のむし歯は、歯のエナメル質が溶け始めることで、白い斑点(ホワイトスポット)が現れることがあります。これは、エナメル質が失われたことを示すサインです。この段階ではまだ痛みを感じないことがほとんどです。
2. 甘いものや冷たいものがしみる
エナメル質が弱くなると、甘いものや冷たい飲み物がしみることがあります。これは、むし歯が進行していくと神経に近づいているために起こる感覚です。
3. ザラつきを感じる
エナメル質が劣化していると、舌で歯の表面をなぞったときにザラつきやざらざらした感覚を感じることがあります。
4. 黒っぽい変色
むし歯が進行すると、白い斑点が変色して黒っぽくなることがあります。この段階では、エナメル質の下の層までむし歯が進行している可能性が高いです。
むし歯を防ぐには
初期段階でむし歯のサインに気づいたら、日々のブラッシングやフロス、定期的な歯科検診で対処することが大切です。