歯のコラム
朝起きたときに口の中がネバネバするのはなぜ?
2026.02.05
「朝起きると口の中がネバネバする」「口臭が気になる」
このような経験は、多くの方にあります。実はこの現象、睡眠中のお口の環境が大きく関係しています。
まず原因のひとつが、睡眠中の唾液の分泌量の低下です。
唾液には、口の中を洗い流し、細菌の増殖を抑える働きがあります。
しかし、眠っている間は唾液の分泌が大きく減少するため、細菌が増えやすい状態になります。
その結果、起床時にネバつきや不快感を感じやすくなるのです。
次に、口呼吸も大きな要因です。
寝ている間に口が開いていると、お口の中が乾燥し、細菌がさらに繁殖しやすくなります。
特に鼻づまりがある方や、いびきをかきやすい方は、口呼吸になりやすい傾向があります。
また、歯周病やむし歯がある場合も、朝のネバつきを強く感じることがあります。
歯周病菌は粘り気のある物質を作り出すため、症状が進行すると不快感や口臭につながります。
「朝だけだから大丈夫」と思っていても、実はお口のトラブルのサインであることも少なくありません。
さらに、加齢や服用中のお薬の影響で唾液が減少しているケースもあります。
高血圧やアレルギーのお薬などは、口の乾燥を引き起こすことがあります。
朝のネバネバが気になる場合は、丁寧な歯みがきや就寝前のケアに加え、歯科医院でのチェックがおすすめです。
原因を知り、適切な対策を行うことで、朝の不快感を軽減し、清潔で健康なお口を保つことができます。


