歯のコラム
口呼吸は万病のもと!?
2024.03.13
口呼吸は、口を開けて呼吸することを指します。通常は鼻呼吸が望ましいですが、口呼吸が継続すると様々な悪影響が生じる可能性があります。
・風邪をひきやすくなる
・口臭が悪化する
・アレルギーを起こす引き金になる
・むし歯になりやすい
・あごのたるみが出てくる
・いびきが出やすい
口呼吸を治すには・・・
- 鼻呼吸の促進:
口呼吸を鼻呼吸に切り替えるように指導することが重要です。鼻呼吸は空気を温め、清浄化し、湿らせるため、口呼吸よりも健康に良いです。鼻づまりやアレルギーの問題がある場合は、それらの問題を治療することが必要です。 - 口の閉じ方の訓練:
口呼吸を矯正するために口を閉じる訓練を行います。歯科医や言語病理士が口の閉じ方を指導し、口唇や口蓋の筋肉を強化するエクササイズを行うことがあります。 - 姿勢の改善:
正しい姿勢を保つことも口呼吸を軽減するのに役立ちます。背筋を伸ばし、頭を正しい位置に保つことで、口を閉じやすくなります。 - 口腔呼吸器具の使用:
特に夜間に口呼吸が問題となる場合は、口腔呼吸器具(例:チンストラップや口腔内装置)を使用することで口を閉じるように補助することができます。 - 対処する基本的な原因の治療:
口呼吸の原因となる鼻づまりやアレルギー、口蓋垂の問題など、基本的な原因を治療することも重要です。耳鼻咽喉科医やアレルギー科医の診察を受け、必要な治療を受けることが大切です。
当院ではお子様のぽかん口を治す咬合育成なども行っております。
気になる方はお気軽にご相談ください。