〒664-0856 伊丹市梅ノ木2-3-31

ご予約・お問い合わせ 072-770-6480

 
午前 9:30−13:00
午後 14:30−19:30

歯のコラム

歯磨きの強さはどれくらいがよいか

2023.02.26

1日3回歯磨きに時間をかけて行っているのに虫歯になりやすい、歯磨きによって徐々に歯の側面が削れてきたといったお悩みの方に、今回は歯磨きの“強さ”についてご説明いたします。
毎日の習慣であるがゆえに、歯磨きは我流になりがちです。適した強さで磨くことで、効果的かつ、歯に優しい歯磨きの方法を習得しましょう。

●歯磨きの強さが不適切だと起こること

歯磨きの強さが弱すぎる場合
歯面に歯ブラシをあてて時間をかけて磨いていても、力が弱すぎるとプラークを除去することができません。プラークが残存することで、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。

歯磨きの強さが強すぎる場合
反対に、歯磨きの力が強すぎる場合には、物理的に歯面を歯ブラシの毛先で強い力でこすりすぎることで、摩擦が起こり、歯面がえぐれて行きます。この現象は、主に歯の唇側の側面におこりやすく、虫歯ではないのに、歯が欠けている状態でくさび状欠損とよばれています。

●適した歯ブラシの当て方とは

歯ブラシの毛先を歯面と歯肉の境目や歯と歯の境目に当てます。
そこから、軽い力(150~200g)の力で水平方向に5㎜程度の幅で振動させ、1本1本を磨いていきます。

●歯ブラシの力加減が分からないとき

1つの目安は、歯ブラシを使用していると毛先が開きやすい方は、歯ブラシの力が強すぎる目安になるでしょう。また、歯と歯肉との境目付近に、くさび状の歯質の欠損が生じている場合も、力が強すぎることが想定されます。まずは、ご自身の歯ブラシの圧が強すぎることを自覚することが大切です。

歯ブラシに適した圧を知りたい場合には、秤に歯ブラシを当てて150~200gまで押してみることも適した強さを実感するによいかもしれません。

当院では、歯科医師や歯科衛生士による歯磨き指導を行っております。歯磨きに自信のない方、より効果的な歯磨きの方法を知りたい方は、ご来院の際にお気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ 072-770-6480〒664-0856
伊丹市梅ノ木2-3-31
お問い合わせmail
初診専用
ネット予約