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歯のコラム

かみ合わせについて(こども編)

2023.06.19

出っ歯かな?受け口かも?お子さんの歯並びにお悩みはありませんか?歯科健診で受診を勧められ気が付いたかもしれません。今回は、こどものかみ合わせ(歯並び)についてご紹介いたします。

かみ合わせが悪いと起こること

かみ合わせが悪いと、以下の影響が挙げられます。

①見た目
出っ歯や受け口、歯のねじれなど口元にコンプレックスを持つことで、積極的になれないなど精神面での悪影響が考えられます。

②咀嚼や消化
食べ物を効率よく咬むことができないと食事に時間がかかり、上手に咀嚼できないことで消化器官への負担がかかります。

③発音
歯の機能は咬むだけでなく、発音を司る要素の1つです。かみ合わせが悪いと滑舌が悪い印象を与えてしまいます。

④骨や筋肉の発達
かみ合わせが悪いことで、骨やお口周りの筋肉にアンバランスが生じます。

かみ合わせの治療
かみ合わせの治療は、成長の段階に合わせて1期、2期と呼ばれる2つのフェーズがあります。

1期治療
小学校入学前後の乳歯から混合歯列(生え変わり時期)を対象とし、上下のあごの骨のバランスを確認し、治療が必要であれば装置を使用します。1期治療は、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保するために誘導する治療です。

2期治療
中学校入学前後の永久歯列が完成した時期です。この段階では、大人の歯列矯正治療と同様に歯の並びを美しく機能的に咬める歯列へと修正することが目的です

こどものかみ合わせ治療の特徴
こどものかみ合わせ治療は、成長過程にあるためお子さんの成長する力を利用できるという特徴があります。出っ歯や受け口は、上下のあごの大きさや位置のアンバランスにより発生しますが、成長過程であれば上下のあごの成長を理想的に誘導することで、骨格の不調和を改善することができます。1期治療で永久歯がきれいに並ぶスペースを十分に確保できれば、将来的に抜歯不要で美しい歯並びへと近づくことができるのです。 上下のあごが理想的な位置関係にあれば、Eラインと呼ばれる横顔も美しくなります。

まとめ
こどものかみ合わせは治療には1期、2期の2つのフェーズがあります。患者様それぞれの歯並びの状態によって治療に適した時期や方法が異なりますが、早期に治療を開始することで理想的な歯並びへと誘導することが可能となります。お子様のかみ合わせにお悩みの方はお気軽に当院までご相談ください。

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