歯のコラム
親知らずは抜歯したほうがいいの?
2023.11.10
親知らず(親不知とも呼ばれます)が抜歯するべきかどうかは、個々の状況に依存します。
親知らずは通常、口の奥の歯茎の後方に位置している智歯(最後の奥歯)のことを指します。
親知らずの抜歯を考える場合
1.痛みや不快感
親知らずが正しく生えていれば、問題はありませんが、歯が正しく生えない場合や歯が奥歯の他の歯に影響を与えている場合、痛みや不快感が生じる可能性があります。
2.歯並びの影響
親知らずが正常に生えていないと、他の歯の歯並びに影響を与えることがあります。歯並びが乱れ、噛み合わせに問題が生じる可能性があります。
3.歯周病のリスク
親知らずが生えるスペースが十分でない場合、歯周病のリスクが高まります。歯周病は歯茎や支持組織の炎症を引き起こす可能性があります。
4.腫れや感染
親知らずが歯茎の中で閉じ込められ、感染が起こる可能性があります。これにより、歯茎が腫れたり痛んだりすることがあります。
これらの症状が発生している場合、一度ご相談の上、親知らずの抜歯が必要かどうかを評価いたします。当院では、レントゲンなどの検査を行い、患者の症状や状態を考慮して適切な治療プランをご提案します。